「怒りの荒野」

1967年 イタリア・アメリカ

監督:トニーノ・ヴァレリ

出演:ジュリアーノ・ジェンマ、 リー・ヴァン・クリーフ

クリフトンという町に、タルビーというガンマンがやって来る。 私生児で皆
から馬鹿にされていたスコットは、タルビーに弟子にして欲しいと頼み込む。
タルビーに教えを受け腕の上がったスコットは、銃で町を支配しようとしてい
るタルビーに疑問を持ち始め・・・。
う〜む、なんてカッチョイイんだ! 俺は今まで西部劇を観ず嫌い(?)して
いたが、この映画を観て考えを改めた。 ニヒルなリー・ヴァン・クリーフが
メチャクチャ渋い。 「他人を信用するな」、「危険な時ほどよく狙え」等、
タルビーがスコットに教える“ガンマンの心得十ヶ条”というのが面白く、西
部劇の醍醐味ともいうべき“目にも止まらぬガンプレイ”も存分に楽しめる。
そして、非情なラスト・・・う〜む、カッチョイイ!