「星のない国」

1946年 フランス

監督:ジョルジュ・ラコンブ

出演:ジェラール・フィリップ、 ピエール・ブラッスール

シモンは最近、よく夢を見る。 そんな時、前世紀に起きた事件を探りに出掛
けるが、辿り着いた村は夢に出てきた村だった。 さらに、美しい女性・カト
リーヌと出会ってから、前世紀に起きた事件が次第に現実となっていく・・・。
“銀幕の貴公子”ジェラール・フィリップが23才のときの初主演作。 
タイトルからしてロマンチックなラブストーリーかと思いきや、オーソン・ウ
ェルズの「オセロ」を思わせる愛憎劇だ。 現在と過去のお話をうまく繋げて
いて、飽きさせないストーリー展開になっている。