第11回 みんなでノーテンキに写真を撮ろう大会

皆さんへの賞品の“褒め言葉”です(笑)

・守 さん 
  今日はどんな顔をして待ってるかな? 早く迎えに行ってやらなくっちゃ! 居酒屋の
  明かりに惑わされることなく、まっすぐ保育園に我が子を迎えに行くお父さんの心情が
  よく表れています。 今にも雨が降ってきそうな感じのどんよりとした曇り空が効果的
  ですね。

・モモ太 さん 
  両側にある倉庫のような建物の向こうに、ひっそりと佇んでいる観覧車。 その上には
  ゆったりと流れていくような白い雲が浮かんだ青い空。 実にいい組み合わせです。
  ほのぼのとした青春小説のようなタイトルもいいですね。 どこかしら切なさのような
  ものも感じ取れる、素敵な写真です。

・まは さん 
  おぉ〜〜〜!これはまた絶品な写真ですねぇ。 タイトルも純文学してるし・・・(笑)
  穏やかに凪いだ灰色の海、水平線に近づくにつれ濃くなっていく灰色の空、そしてその
  水平線を照らし出す淡い光、思わず唸ってしまうような見事さです。 手前の見晴らし
  台(?)や右側から突き出ている桟橋を入れたあたりにも、まはさんの写真センスのさら
  なる上達が感じられます。
 
・まりりん さん 
  天変地異の前触れに妙な形の雲が出る、というのは本当にあるみたいです。 この写真
  は、東北地震の前触れの地震雲らしいですが、う〜ん、見るからに奇妙な雲ですよね。
  しかしこれは大変貴重な写真でもあります。 このような写真を撮るには“運”も必要
  ですが、それ以前に「何か変わったものがあれば写真に撮っておこう」という日頃の写
  真家としての心掛けがあったからこそだと思います。

・ジル さん 
  タイトルだけ見ると、いつも白いツナギを着た2人組の若手芸人を連想してしまいます
  が(笑)、写真の方はその若手芸人とは打って変わって、実に清々しく爽やかです。 ち
  ょっと多めの灰色の雲(この雲が絶妙!)から射し込む光が、とってもいい感じです。
  ジルさんの“いつもここから”始まる朝の空。 その、同じ朝の空を見上げるそれぞれ
  の想い。 お母さんがベランダで洗濯物を干しながら朝の空を見上げる時、お父さんは
  着いたばかりの会社の窓から同じ朝の空を見上げる。 ガキ大将が登校途中の電信柱の
  脇から朝の空を見上げる時、おじいちゃんは家の縁側で読み終わった新聞を畳みながら
  同じ朝の空を見上げる。 それぞれの朝なんだなぁ・・・。
  (谷川俊太郎風にまとめてみました(笑))

・ヤン さん 
  飛行機に乗ったときの雲の上から見る空というのは、下から見上げる空とはまた違った
  趣きがあります。 雲の上にある濃いブルーは、本当にそのまま宇宙まで続いているよ
  うな気がしますよね。 左側に浮かんでいる細かく千切ったような雲と、右側のモクモ
  クとせり出してきたような奇妙な形の雲のアンバランス加減が、この写真の不思議な面
  白さになっていると思います。


総評 

 いやぁ、空の表情って面白いですねぇ。 常に変化していて、一瞬たりとも同じ表情をし
 ない、というのがいいですよね。 で、同じ空を撮っているのに何故か個性的! 不思議
 ですねぇ。 いろんな空を見せてもらって、日頃の疲れが取れたような気がします。
 
 次回は12月を予定しています。
 テーマは、「電車の走る風景」です。(参加要項を参照)

 それから、テーマは随時、募集しています。 撮ってみたいテーマがあったら、掲示板に
 書き込んでおいて下さい。


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